匿名で不動産査定ができる「匿名査定」はご存じですか？②

可児市で不動産査定また不動産売却をしております、「有限会社グレースホーム」です。

本日は前回お話しました「匿名査定」について引き続きお話いたします。

 

その前に前回お話した内容についておさらいをいたします。

「匿名査定」とは。

・その名前の通り匿名で査定を依頼することができるWEBサービス

・メールアドレス以外の個人情報を不動産会社へ渡すことなく査定依頼可能

 

この二点の他に、本日はもう少しお話したいと思います。

 

「匿名査定」は手軽で便利なサービスですが、注意点もございます。

それは「実際の現場を反映していない」ということ。

 

匿名査定というのは実際に現地を見て行った不動産査定ではありません。

例えば訪問査定の場合、室内の状態や窓からの眺め、また近隣の状況等も査定対象になります。ですから築年数が同じでも室内が著しく痛んでいる場合は査定価格が下がりますし、リフォームしていて内装や設備が綺麗になっていれば査定価格が上がる場合もあります。

しかし匿名査定ですと現地の状況は査定内容に反映されません。

そのため匿名査定の査定結果でも現地の状況で生まれる差額を踏まえ「4,400万円～4,900万円」という形で幅を持たせて表示される場合が多いです。

 

また匿名査定では、不動産会社が査定する場合とそうではない場合があります。

不動産会社以外が査定をする場合はサイトによって、売却事例のデータベースが売り出し価格になっており、成約価格ではない場合がありますので注意が必要となります。

中古の物件において、最終的には売る方と買う方の交渉によって条件が決まります。そのため、成約となる価格は売り出されていた価格よりも下がることがあります。

そういった場合を考え査定結果が少し高めに出る傾向にあります。

 

一方、不動産査定依頼を不動産会社へ依頼している匿名査定サイトの場合、査定の結果は実態に近いと想定することができます。

なぜなら、不動産会社は査定の際に国土交通大臣指定の不動産流通機構による不動産流通標準情報システムである「REINS（レインズ）」を確認し、実際売却された事例の成約価格のデータを判断の材料にしているためです。そのため、不動産会社ではない匿名査定サイトよりは比較的正確な結果を出すことができるのです。

 

いかがでしょうか？

次回は匿名査定のまとめです。

 

弊社は匿名査定は行っておりませんが、無料で不動産査定を行っております。

無理に売却を進めたりもいたしませんので、安心してご連絡いただけたらと思います。