【可児市久々利　中古戸建て】相続不動産の査定から不動産買取まで

こんにちは。

可児市久々利の相続不動産のご相談を受け、最終的に不動産買取に至った経緯をお話しします。

 

この件の始まりは、相続人様が可児市の施設住宅課に相続不動産についてご相談に行かれたことから始まりました。

 

最近は全国的に空き家や空き地の問題が多く、各自治体ごとにそれらを解消すべく活動がされているようです。可児市は可児市役所内の施設住宅課で空き家・空き地バンクという窓口を設けて、相続不動産をはじめとした空き家や・空き地対策の相談に乗ってくれます。

今回は、その相続人さんが可児市久々利で相続によって得た中古戸建てのご相談に行かれ、可児市より弊社に依頼があり、物件調査や不動産査定をしました。

 

建物は約50年前に建てられた家で、ご両親と男性3兄弟が生活されて育った家で、ご両親は他界されてから7年経過、3兄弟は皆さん独立されそれぞれ関西方面に居を構えられてすでに数十年経っていました。つまり、空き家になってから7年経過して今後の利用予定もなく、管理等にも目処が立たないので、お母様の7回忌を期にご相談されに来られたという背景でした。

 

すぐに現地も含め色々と調査して、不動産査定をさせていただきました。

それまでは年に何回かは家のお手入れも含め寝泊まりされ管理されていらっしゃったので、築50年経過して7年間空き家だったというほどの傷みや劣化はありませんでした。また、相続人様たちもお金に困っていいえるとか、すぐに処分しなければという状況でもなかったので、少しでも高く買ってくれる方を探しましょうということで一般の販売活動をしました。

 

可児市久々利という立地と築50年の建物ということもあり、可児市の市場に出ている中古戸建てよりも安い金額だったので反応はたくさんありました。実際に内覧のご案内もたくさんさせていただきましたがご成約までには至りませんでした。管理されている建物といってもやはり築50年の建物なので相応の劣化等もありますし、家の中の動産物はまだそのままありましたし、お庭が広い分それだけ草木があれていたのでなかなかイメージが付かなかったと思います。かといって、予め売主側でそれらを処分したり、リフォームして費用を掛けるのも現実的ではありません。値下げなどをして販売活動をして一年を経過したあたりから並行して不動産業者を含めた買取も検討し始めて、弊社も不動産買取の方向で動き始めました。結果、弊社も含めて何社か買取をしてくれる会社に相談し、一番高く、売却後の条件も良い業者に買い取っていただくことになりました。金額自体も大事なことですが、その他条件も非常に重要で、今回であれば現状のままで、屋内はもちろん屋外のモノ、つまりゴミも含めて片づけなどは一切なし、測量図も境界の杭等も見当たらなかったのですが確定測量なども必要なし、引渡後の不具合なども一切責任はなしという条件の買取となりました。相続人様つまり売主様もこの条件には大変喜んでいただけました。本人様ももう何十年も住んではいないので実際の不具合や状況は全く把握していませんし、片付けなどの費用を含めた負担は図りしきれないので、私から見ても良い条件だったと思います。

 

これからこの物件は、庭のお手入れから建物のリノベーションなど手を加えられて改めて販売すると思いますが、このように最適な方法を実際に活動しながらご提案していきます。

 

可児市で相続不動産をはじめとして、土地や建物を売却したいとご検討されている方は是非お声がけください。

不動産査定はもちろん不動産買取も含めてご相談ください。