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【戸建ての不動産査定】築年数と計算方法

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【戸建ての不動産査定】築年数と計算方法

【戸建ての不動産査定】築年数と計算方法

2022/08/30

不動産査定の計算方法は物件の特性や目的によって色々ありますが、今日は戸建ての売却査定価格を築年数をもとに計算する『原価法』という計算方法を紹介します。あくまでも建物の価格の基準を算出する一つの方法なので地域の市場相場や売却目的などによって増減はしますので目安となる計算方法だと思ってください。この『原価法』とは「同程度の戸建ての建物をもう一度建築した場合(再調達価格)の建築費から耐用年数のうち償却した分を減額して算出」する方法です。

計算式は【建物の査定額=再調達価格−減価額】となります。

 

戸建ての場合は新築時から25年前後かけて償却されて資産価値としての建物価格が0円になっていくという考え方をします。これは税務上の資産価値として、木造であれば耐用年数が22年、軽量鉄骨造ならば27年、鉄骨造は34年、鉄筋コンクリート(RC)造は47年となっているからです。これを築年数と建物の構造で計算して減価額を算出します。弊社拠点の可児市周辺の一般的な一戸建ての住宅は木造か軽量鉄骨造だと思います。

 

例えば築15年の延床面積30坪の木造住宅を例に計算してみます。再調達価格の出し方はその戸建て建物の建築会社などによって、ローコスト住宅や高級住宅と言われるような建物によって変わってきますが、一般的な15年前のミドル層の建物として坪単価50万円で建築した建物として計算すると

再調達価格 30坪×50万円=1,500万円

減価額 (1,500万円÷22年)×15年=1,022万円

1,500−1,022=478万円

建物の査定価格は約478万円となります。

これに、劣化やお手入れやの具合やリフォームの有無などを加味します。

もちろんこれは建物だけの価格なのでこれに土地の価格も査定して加算します。ただ、木造住宅が22年たったら全く価値がなく0円になるかといったらそうではありません。実際にそこで生活して住むことができる建物なのであくまでも目安です。築30年でもきちんとメンテナンスされていれば十分に査定額は付けることは出来ますし、築3年でも欠陥住宅のように雨漏りや白蟻などで劣化していればそれ以下になります。

 

このようにちゃんとした根拠を基にして、市場動向や私どもの経験値などを加味して不動産査定をしているのです。なんとなくではないんですよ!(笑)

 

是非、可児市周辺で戸建に限らず土地等不動産の売却相談や不動産査定をご検討の際は地域密着のグレースホームにおまかせください。不動産買取も積極的に承ります。

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